<アングル青森>弘前藩の御用達菓子職人 変わらぬ味伝える

2020年11月30日

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【家宝】藩から下賜された螺鈿細工をはめ込んだたんすを開ける13代目の清さん。どら焼きなど半生菓子が入っている

 弘前城に程近い青森県弘前市本町の和菓子店「大阪屋」。1630年に創業し、弘前藩お抱えの職人「御菓子司」として代々仕えた歴史を持つ。きらびやかな螺鈿(らでん)細工の調度品や、店内に施された津軽家の家紋「牡丹(ぼたん)紋」が、その由緒を物語る。
 4代目福井三郎右衛門が生み出した銘菓「竹流し」と「冬夏」は250年前と変わらぬ製法で作られる。「どんなに洗練された菓子も、風土に合わなければ根付かない」と13代目の清さん(72)。手作業で作られる伝統の菓子は、津軽の人々に愛され続けている。
(青森総局・天艸央子)

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