日本海中部地震37年 遺族らマスク着け追悼

2020年05月27日

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ジュースや菓子が供えられた慰霊碑の前で祈りをささげる遺族ら=2020年5月26日

 1983年の日本海中部地震の発生から37年となった26日、遠足中だった旧合川南小(北秋田市)の児童13人が津波で犠牲になった男鹿市戸賀加茂青砂で、慰霊式が行われた。
 高台の慰霊碑前にマスクを着けた遺族ら約40人が参列。正法院(しょうぼういん)(北秋田市)の清水道広(どうこう)住職が読経する中、静かに手を合わせて追悼の祈りをささげた。
 地震発生時刻の午前11時59分には、遺族らは海岸に移動し、それぞれの子どもたちが見つかった場所で花や手作りの菓子、弁当などを手向けた。
 北秋田市の無職三浦新吉さん(77)は4年生だった次男卓也君=当時(9)=を亡くした。「あの日の突然の別れから時は止まったまま。37年たっても悲しみが癒えることはない」と話し、海を見詰めていた。
 日本海中部地震では秋田県で83人、青森県で17人、北海道で4人が亡くなった。男鹿市内では26日に合わせて毎年、防災訓練が行われてきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期となった。

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