<アングル宮城>丸森・台風19号から7カ月 復旧進み戻る日常

2020年05月18日

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【植付】蔵王連峰を背景に田植え作業する大内さん。約50ヘクタールの水田に「ひとめぼれ」や「こしひかり」など9品種を次々と植える。風に揺れる青々とした苗に豊作の期待を込めた=7日、宮城県丸森町の小斎地区

 昨秋の台風19号豪雨で大きな被害を受けた宮城県丸森町。山間部では今も痛々しい爪痕が残る。災害から7カ月たち復旧工事が進む同町を、春から初夏にかけて訪ね歩いた。
 浸水被害を受けた、同町小斎地区の水田で田植えが始まった。農家の大内喜博さん(37)は「稲わらや小石の撤去など準備が大変だった。今年もおいしい米を作りたい」と前を向く。
 不安な仮設住宅暮らしが続く中、65年ぶりに再会した幼なじみの2人。満開の桜の下で中学時代の思い出話に花を咲かせていた。
 再建中の自宅の脇で、泥だらけの車を修理する男性。「愛車とまた一緒に走りたい」と、汗を流す姿があった。
 町は住民の笑顔が増え、緑豊かな里山の風景と日常を取り戻しつつあった。
(写真部・坂本秀明)

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