震災から9年 再び未来へ

2020年03月08日

8枚目/9枚中

<思い表れる>登り窯の前で作品を眺める気仙沼市の陶芸家斎藤乾一さん(78)。震災をテーマに「喜び」と「悲しみ」の感情を色や表面の傷で表現したという。「今も心に傷を負い、悲しみを抱える被災者がいるのではないか」と斎藤さん

 一瞬にして人々の平穏な暮らしを奪った東日本大震災。それから9年が過ぎようとしている。
 被災の傷痕を示す風景はいつの間にか遠のき、真新しい街並みが復興への確かな歩みを感じさせるようになった。
 被災地を再び立ち上がらせる原動力になったのは、いつも前を向き続けた人々。出口の見えない長いトンネルを抜け出そうと、地域の地場産業や観光で底力を発揮した。
 戻すことのできない時を胸に抱えながら、それでも希望にあふれた古里をつくろうと歩み続ける。勇気を奮い知恵を絞って、未来を懸命につくり上げる人たちを被災地に訪ねた。
(写真部震災取材班)

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