岩手の灯台全て復旧 吉里吉里港で点灯再開 大槌

2020年03月05日

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復旧した吉里吉里港東第2防波堤灯台=2020年3月4日、岩手県大槌町

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町の吉里吉里港東第2防波堤灯台が復旧して4日、点灯を再開した。これにより岩手県では、被災した航路標識50基全ての復旧を終えた。
 灯台は震災前と同じ高さ8.6メートルのコンクリート造りで、電源は太陽電池で確保する。海面高は11.05メートルあり、発光ダイオード(LED)の光が5カイリ(9.26キロ)先まで届く。
 以前の灯台は津波で防波堤とともに全壊。これまで高さ約1.6メートルの仮灯標で対応していた。
 釜石海上保安部の柴山智司交通課長は「港の入り口を示す重要な灯台。漁業者や周辺を航行する船舶の安全向上が図れる」と話した。
 第2管区海上保安本部によると、震災では青森、岩手、宮城、福島の4県で129基の航路標識が被災した。廃止した4基を除いて復旧が完了していないのは、2020年度中の設置を目指す宮城県南三陸町の歌津埼南方灯標だけとなった。

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