<アングル>山形国際ドキュメンタリー映画祭 地元に根付き30年

2019年10月28日

7枚目/12枚中

ほとんどの作品で上映後、監督とのアフタートークが行われた。観客は「一番印象に残っているシーンはどこか」、「映画を撮っても現実は変わらないかもしれない。撮り続けるモチベーションは何か」など、思い思いの疑問や感想を監督にぶつけた=11日午後3時半ごろ、山形市民会館大ホール

 世界各国をリアルに映し出すドキュメンタリー映画の秀作が2年に1度、山形市に集まる「山形国際ドキュメンタリー映画祭」。10日からの1週間、数多くの上映会が開かれた市中心部は、国内外から関係者やファンら約2万人が訪れる「映画の都」となった。
 第16回の今年は映画祭誕生から30年の節目。インターナショナル・コンペティション(コンペ)部門の大賞には、1950年代後半の中国共産党による反右派闘争を扱った8時間超の大作が選ばれるなど、「表現の自由」の価値を再確認しようとする映画人の意思が伝わる祭典となった。
 市民ボランティア約400人が会場設営や広報、通訳・案内などに活躍。その裾野は、30年で地元の中高生や海外の映画ファンにも広がっている。(山形総局・熊谷優海香)

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る