<秋季高校野球>仙台城南 攻めて3位 東北大会初の進出

2019年09月23日

1枚目/3枚中

古川工―仙台城南 6回途中から好リリーフを見せた2番手の高橋陸=2019年9月22日、仙台市民

 【評】仙台城南が攻め勝った。一回2死満塁から松本の走者一掃三塁打などで4点を先取。四回は山崎の右越え適時三塁打などで5点を加えた。六回途中から登板の2番手高橋陸が好投してリードを守った。古川工は守備のミスで失点を重ねた。

 ▽3位決定戦
仙台城南420500003-14
古川工 110203000-7

■高橋陸好救援/反撃を封じる

 逆転で勝ち進んできた古川工の反撃ムードを封じた。仙台城南は2番手の高橋陸が好救援で初の東北大会出場を引き寄せた。
 六回、先発伊藤が2点を失った場面で右翼から急きょマウンドへ。
 肩もつくっていない状態で高橋凌を歩かせ、岩崎に適時打を許して4点差。なおも2死三塁のピンチで打席に4番板垣。「甘く入ったら仕留められる」。3球勝負に挑み、最後は自信のスライダーで邪飛に打ち取った。
 打線は相手のミスに乗じて畳み掛けた。準決勝の仙台育英戦で2安打に終わった鬱憤(うっぷん)を晴らす大量得点に「目に見えないものを引き付ける力がある」と角監督。「子どもたちと、もっといい夢を見続けたい」。強豪が集う舞台での初勝利に思いをはせた。
(斎藤雄一)

○…古川工自滅、16年ぶりの出場逃す

 古川工が16年ぶりの秋の東北大会出場を逃した。四死球やミスが絡んだ序盤の6失点が最後まで響き、大内監督は「気持ちの面でがっかりしたのを引きずった。自滅だった」と力なく振り返った。
 一、二、四、九回はいずれも複数失点。特に九回は無安打で3点を失い、反撃ムードは完全にしぼんだ。県大会は終盤の粘り強さで勝ち上がってきただけに、大内監督は「うまく行かない時に耐え抜く精神的な強さが必要」と課題を指摘する。
 雪辱を期す闘いは始まっている。小野主将は「この敗戦をプラスに捉え、一回りも二回りも成長したい」と誓った。

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