<秋季高校野球>仙台商、競り合いを制す

2019年09月22日

1枚目/8枚中

【古川工5-6仙台商】完投した仙台商先発の斎=2019年9月21日、仙台市民球場

 ▽準決勝
仙台商000230100-6
古川工000001301-5

 【評】仙台商が逃げ切った。四回、佐藤の右前打で2点を先取すると、五回も佐藤の適時打などで3点、七回にも佐藤の中犠飛でリードを広げた。古川工は七回に板垣の適時打などで2点差とし、九回は斎田の適時打で1点差まで迫ったがあと一歩届かなかった。12残塁が痛かった。

 ○…斎が要所締めて完投 仙台商の先発斎は13安打を浴びながらも要所を締めて145球完投。九回は1点差まで迫られ、なおも2死満塁のサヨナラ機。代打佐々木徳はカウント2-2から高めのスライダーで見逃し三振に仕留めた。「狙い通り。満塁を気にせず打者に集中できた」。逆転で勝ち抜いてきた古川工の粘りを封じた。
 1年生右腕はここまで3戦完投。19年ぶりの東北大会進出の立役者だ。今秋から横手投げに変更し、最速137キロを計測するまでに成長した。この日は9奪三振。スライダーの切れ味が抜群で、欲しいところで三振が奪えていた。下原監督は「度胸がある。チームの柱だ」と大きな信頼を寄せる。

 ○…古川工、好機で一打出ず 古川工は相手を上回る13安打を放ちながら惜敗。4番板垣は「中盤の好機で一打が出ていれば結果は違った」と悔しがった。
 仙台商・斎の右横手から繰り出すスライダーに苦しんだ。板垣自身も第3打席まで凡退。「球を捉えるポイントを修正した」という第4打席は左前に適時打を放ち、九回も単打で好機をお膳立てしたが、及ばなかった。
 東北大会出場権を懸け、22日の3位決定戦で仙台城南と対戦する。「次は先に主導権を握って勝つ」と意気込んだ。

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