<甲子園>秋田中央 打線沈黙 緩急に苦しむ

2019年08月08日

2枚目/7枚中

【秋田中央0―1立命館宇治】力投する秋田中央の先発松平=2019年8月7日、甲子園

 秋田中央打線が沈黙した。立命館宇治の左腕高木の緩急に翻弄(ほんろう)され、わずか3安打。手も足も出なかった。
 最大の好機は七回の無死満塁。斉藤が投ゴロ、佐々木が遊ゴロ併殺打に倒れた。打ったのはともにカーブ。「思ったより切れがあった」と佐々木。落差が大きく、ブレーキの利いた球にタイミングが合わなかった。
 佐藤監督がキーマンに指名していた1番打者の新堀は4三振。「変化球に対応できず、直球への対応も中途半端になった」。八回1死三塁の同点機は、110キロ台の変化球の後の130キロ台の直球にバットが空を切った。
 チームとして変化球を狙っていた。相手の得意球を打ち砕き、ペースを乱そうともくろんだ。「ストライクを取る球をすいすい投げさせない」(佐藤監督)。早いカウントから打ちにもいったが、裏目に出る。予想以上に曲がりは鋭かった。早打ちを意識するあまりボール球に手を出す場面も目立った。
 九回2死二塁、一打同点の場面。佐々木は1ボール1ストライクから、やはりボール球のカーブを打たされ二ゴロ。「(負けたのは)全部自分のせい。みんなに申し訳ない」。試合後は泣きじゃくり、しばらく言葉が出なかった。(佐藤夏樹)

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