<甲子園>仙台育英あす初戦 伊藤・笹倉1年投手コンビ好投誓う

2019年08月08日

3枚目/3枚中

紅白戦で力投する仙台育英の笹倉世凪投手=2019年8月5日、尼崎市のベイコム野球場

 甲子園球場で開かれている第101回全国高校野球選手権大会で、宮城代表の仙台育英は9日、飯山(長野)との初戦を迎える。宮城大会で成長を見せた左腕笹倉世凪(せな)、右腕伊藤樹(たつき)の1年生コンビも好調を保って大舞台での初陣に臨む。

 大阪入り後も両投手は順調に調整を続けてきた。7日に兵庫県内であった練習で伊藤はブルペンに入り、フォームを確認しながら約50球を投げた。笹倉はバント処理などの投内連係で汗を流し、共にリラックスした表情を見せていた。
 継投は須江航監督の野球で重要な要素を占める。「2人の成長が戦力アップの鍵となる」(須江監督)。両投手とも宮城大会は期待にたがわぬ好投を見せた。
 笹倉は3試合に先発し、準々決勝の仙台戦は6回無失点と好投。伊藤は4試合で救援し、決勝の東北戦は七回からマウンドに上がって3回無失点。優勝投手となった。
 2人は昨年、系列の秀光中教校(仙台市)の主力として全国中学大会準優勝に輝いた。球速が出にくい軟球で140キロ台半ばを計測し、全国の注目を浴びた。
 高校入学後は興南(沖縄)や横浜(神奈川)との練習試合に登板。「直球をカットされて甘い球を狙われる」(笹倉)「打ち取った当たりでもポテンヒットにされる」(伊藤)などと壁にぶつかったことがいい経験となった。投球の幅を広げようと、笹倉はスライダー、伊藤はカーブを磨いて成長を遂げた。
 初めての甲子園。笹倉は「持っている力を全て出し切る」と意気込む。伊藤は「無失点にこだわって投げる」と好投を誓った。(大谷佳祐)

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