<楽天>久保、今季初勝利 監督と同世代、胴上げ目標「魂込める」

2019年06月13日

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【東北楽天7-4ヤクルト】4回のピンチをしのぎ、笑顔を見せる東北楽天の久保=2019年6月12日、楽天生命パーク宮城

 「元気なおじさんが帰ってきました」。お立ち台で39歳がはにかんだ。東北楽天の久保が今季初登板で、初勝利。チームの今季最多となる貯金8に大きく貢献した。
 四回、先発熊原が2失点して降板し、なおも1死二、三塁。1点差に迫られ、これ以上得点を与えたくない場面だった。「経験のある投手。迷わず出した」。平石監督はチーム最年長投手に命運を託した。
 奥村(日大山形高出)を外角低めのチェンジアップで引っかけさせた。ボテボテの当たりを一塁手銀次がすかさず本塁へ送球しアウトに。この好判断で失点を免れた。続く雄平(宮城・東北高出)を四球で歩かせ2死満塁としたが、青木を力のある直球で右飛に打ち取った。
 五回は無死から山田哲の右中間へ抜けそうな当たりを辰己がダイビングキャッチ。「しっかり守ってくれて勝たせてもらった」。野手陣への感謝も忘れない。
 平石監督と同じ1980年生まれの「松坂世代」。17年目は野球を全力で楽しむのがモットーで、投げるたびに喜びを感じている。
 そんなベテランに今季は新しい目標ができた。就任1年目の平石監督の胴上げだ。「野球を楽しむだけではなくて必死にならないと。1試合ずつ魂を込めて投げていく」。同年代の指揮官を頂点に導く覚悟をのぞかせた。(伊藤卓哉)

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