<楽天>頼れる塩見 7回1失点無傷の3勝目

2019年06月12日

7枚目/14枚中

【東北楽天3-1ヤクルト】3回東北楽天2死二、三塁、ブラッシュの左前2点打で生還した二走浅村=2019年6月11日、福島県郡山市のヨーク開成山スタジアム

 抜群の安定感だった。東北楽天の先発塩見が、7回1失点で無傷の3勝目。「皆さんの応援で勝つことができた。仙台でも応援してほしい」と呼び掛け、1万人を超える郡山の観客を歓喜に包んだ。
 「ブルペンで投げているときから、直球が走っていなかった」と言う。状態は万全ではなかったが、変化球を低めに突く丁寧な投球がさえた。六回に山田哲に甘い直球を左中間スタンドに運ばれたものの、散発5安打と安定。五回には3者連続の空振り三振も奪ってみせた。
 試合前まで、左打者に3割1分3厘と打たれていた。塩見は内角の攻め方など「まだまだ課題がある」と強調する。が、この日は左打者4人と計11度対戦して、許したのは5番村上の2安打だけだった。
 3戦連続でバッテリーを組んだ堀内の好リードに助けられた面もある。二回、村上に内角直球を右翼線二塁打とされ、堀内は「ファウルになってもおかしくない。(球に)勢いがないから捉えられている」とみた。その後は左打者への危険な内角攻めは極力避け、外角のスライダーを有効に使い、打ち取っていった。
 塩見は今季初登板の5月21日の日本ハム戦から、3試合連続で6回以上を投げている。「塩見、岸が戻ってきたのは救援陣にとっても大きい」と伊藤投手チーフコーチ。頼りになる左腕は「長いイニングを投げるのが先発の理想。今後も頑張りたい」と力を込めた。(狭間優作)

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