<岩手・宮城内陸地震11年>遺構で訓練 一関・旧祭畤大橋

2019年06月11日

6枚目/7枚中

橋の上へと負傷者(中央)を引き上げる救助隊。ロープが命綱だ

 死者17人、行方不明者6人を出した岩手・宮城内陸地震から14日で11年となるのを前に、橋桁が崩落したまま保存されている一関市の国道342号の旧祭畤(まつるべ)大橋でレスキュー訓練があった。
 訓練は、橋が崩れ落ちて下を流れる磐井川の岸辺に負傷者が取り残されているとの想定で実施した。消防隊員らがロープを伝って約25メートル下に降り、災害救助犬を伴って周辺を捜索。負傷者を担架に固定し、橋の上に引き上げた。
 2017年から毎年訓練を開催している高所点検業「日本空糸(にっぽんそらいと)」(一関市)の代表伊藤徳光さん(32)は「この橋ほど訴える力を持った災害遺構はめったにない。今後も内陸地震の教訓を伝えていく」と語った。

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