<楽天>投手陣及び腰 安楽、球に甘さ 森原、犠打送球に迷い

2019年04月29日

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【東北楽天8-10ロッテ】4回ロッテ1死満塁、藤岡に同点の2点二塁打を浴びた東北楽天先発の安楽(坂本秀明撮影)=2019年4月28日、楽天生命パーク宮城

 野手陣の奮闘がむなしかった。東北楽天は投手陣がまたも崩れた。球場は過去最多の2万8323人のため息に包まれた。
 先発安楽は「点を取ってもらいながら、点を取られて申し訳ない。二回から腕が振れなくなってしまった」と自身のふがいなさに憤った。
 2-0の二回、先頭井上に左越えソロを浴びた。レアードを遊ゴロに仕留めたが、続くバルガスの打球が風に乗り左翼フェンス際の大飛球になった。これが投手心理に微妙な影響を与え、結果として勝負の分かれ目になった。
 平石監督は「風を意識したのだろう。腕が振れなくなった。別人の姿だった」。安楽はバルガスの直後に3短長打を浴びて逆転され、5-3の四回も、ストライク狙いの甘い球を簡単にはじかれた。1死満塁、藤岡への高めに浮いた直球が2点二塁打となったところで降板。安楽は「全体的に甘くなってしまった」とうつむいた。
 及び腰の姿勢は4番手森原にも見えた。小刻みに追い上げる最中の8-9の八回。無死二塁から、三塁で二走を刺殺できそうな目の前の犠打を一塁に送球。直後の投ゴロをはじき、痛恨の失点を喫した。「流れを変える1点。(犠打の場面)三塁に投げるか迷ってしまったのが自分の弱さ」と悔しがった。
 ここ3試合は2点差以内の接戦を落としている。「よく頑張ってくれているが、連敗は自分たちで止めるしかない」。指揮官は選手たちにさらなる奮起を促した。(狭間優作)

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