<平成・東北の十大ニュース>30年 災いも喜びも

2019年04月27日

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(9)食糧費不正相次ぐ/平成7(1995)年 「食糧費」「官官接待」「オンブズマン」といった言葉が流行語に登場した。仙台市民オンブズマンが1995年2月、宮城県財政課の食糧費不正支出を指摘。それに端を発した問題は一気に全国の自治体に波及した。公務員の宴会に税金が浪費される実態や架空飲食などが次々に明らかになり、宮城、秋田県では食糧費返還を求める住民訴訟に発展した。宮城、秋田県は知事らを減給処分。宮城県は官官接待原則廃止を盛り込む改善策を打ち出した。翌年の96年も宮城、秋田県は食糧費、カラ出張に絡む不適正支出の返還、職員の大量処分に追われ、揺れ続けた。秋田県の佐々木喜久治知事は辞意表明に追い込まれた。【写真】食糧費問題に関する当面の改善策を発表する浅野史郎宮城県知事(当時)=1995年9月21日、県庁

 「平成」が終わる。20世紀から21世紀へ、時代の移り変わりを象徴するように政治、経済、スポーツの各方面で大きなニュースが続いた。多発する災害に苦しめられた30年でもあった。河北新報社が毎年12月に選定している「東北十大ニュース」で1位となった出来事を基に、平成版の東北十大ニュースを選んだ。

<順位>
(1)東日本大震災と東京電力福島第1原発 事故が発生(2011年)
(2)ゼネコン汚職発覚、仙台市長、宮城県 知事ら逮捕(1993年)
(3)東北楽天が悲願の日本一(2013年)
(4)石器発掘でねつ造発覚(2000年)
(5)東北新幹線が着工から39年で全線開業(2010年)
(6)衆院選で東北も民主圧勝、政権交代(2009年)
(7)徳陽シティ銀行が経営破綻(1997年)
(8)ソチ、平昌五輪で羽生選手が金メダル(2014、18年)
(9)公務員の食糧費不適正支出が発覚(1995年)
(10)ベガルタ仙台がJ1昇格(2001年)

<次点>
▽岩手・宮城内陸地震が発生(2008年)
▽福島県談合・汚職事件で前知事ら逮捕(2006年)
▽東北で初の脳死判定、臓器摘出(1999年)
▽宮沢首相がコメ関税化示唆、農民反発(1992年)
▽衆院選で東北でも自民躍進、民主惨敗(2012年)
▽仙台市地下鉄の東西線開業(2015年)

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