<平成・東北の十大ニュース>30年 災いも喜びも

2019年04月27日

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(7)徳陽シティ銀破綻/平成9(1997)年 バブル崩壊が地銀をのみ込んだ。多額の不良債権を抱え、経営が悪化していた第二地方銀行の徳陽シティ銀行(仙台市)は1997年11月26日、自主再建を断念し、同じ宮城県を地盤とする第二地銀の仙台銀行(同)を中心に、七十七銀行(同)など県内外の金融機関に営業譲渡すると発表した。膨らんだ不良債権が全国各地の金融機関に重くのしかかった。金融、証券会社の相次ぐ破たんなどの影響で徳陽シティ銀行の株価も急落。預金流出とともに金融市場からの資金調達が困難になった。翌年の11月24日、仙台銀行など宮城県内外13金融機関への営業譲渡を完了させ、56年の歴史に終止符が打たれた。【写真】深々と頭を下げておわびする徳陽シティ銀行の社長(右)ら=1997年11月26日、仙台市青葉区の本店

 「平成」が終わる。20世紀から21世紀へ、時代の移り変わりを象徴するように政治、経済、スポーツの各方面で大きなニュースが続いた。多発する災害に苦しめられた30年でもあった。河北新報社が毎年12月に選定している「東北十大ニュース」で1位となった出来事を基に、平成版の東北十大ニュースを選んだ。

<順位>
(1)東日本大震災と東京電力福島第1原発 事故が発生(2011年)
(2)ゼネコン汚職発覚、仙台市長、宮城県 知事ら逮捕(1993年)
(3)東北楽天が悲願の日本一(2013年)
(4)石器発掘でねつ造発覚(2000年)
(5)東北新幹線が着工から39年で全線開業(2010年)
(6)衆院選で東北も民主圧勝、政権交代(2009年)
(7)徳陽シティ銀行が経営破綻(1997年)
(8)ソチ、平昌五輪で羽生選手が金メダル(2014、18年)
(9)公務員の食糧費不適正支出が発覚(1995年)
(10)ベガルタ仙台がJ1昇格(2001年)

<次点>
▽岩手・宮城内陸地震が発生(2008年)
▽福島県談合・汚職事件で前知事ら逮捕(2006年)
▽東北で初の脳死判定、臓器摘出(1999年)
▽宮沢首相がコメ関税化示唆、農民反発(1992年)
▽衆院選で東北でも自民躍進、民主惨敗(2012年)
▽仙台市地下鉄の東西線開業(2015年)

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