<平成・東北の十大ニュース>30年 災いも喜びも

2019年04月27日

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(4)石器発掘でねつ造/平成12(2000)年 「ゴッドハンド」(神の手)と呼ばれた男性の衝撃の告白だった。東北旧石器文化研究所(2004年解散)の副理事長が2000年11月5日、宮城県築館町(現栗原市)の上高森遺跡で実施した調査で、約60万年以前の地層に穴を掘り、持参した石器65点を埋めて発掘をねつ造したことを明らかにした。副理事長は北海道の遺跡でも同様のねつ造を認めた。日本最古とされた上高森遺跡の発掘成果を根底から覆す告白は、教育現場のほか、遺跡を中心にしたまちづくりを進めた自治体に大きな波紋を広げた。日本考古学会は03年、旧石器研究の原点とされた座散乱木(ざざらぎ)遺跡(大崎市)を含む9都道県計162遺跡でねつ造を確認した。【写真】石器のねつ造が発覚した上高森遺跡=2000年11月5日、宮城県築館町(現栗原市)

 「平成」が終わる。20世紀から21世紀へ、時代の移り変わりを象徴するように政治、経済、スポーツの各方面で大きなニュースが続いた。多発する災害に苦しめられた30年でもあった。河北新報社が毎年12月に選定している「東北十大ニュース」で1位となった出来事を基に、平成版の東北十大ニュースを選んだ。

<順位>
(1)東日本大震災と東京電力福島第1原発 事故が発生(2011年)
(2)ゼネコン汚職発覚、仙台市長、宮城県 知事ら逮捕(1993年)
(3)東北楽天が悲願の日本一(2013年)
(4)石器発掘でねつ造発覚(2000年)
(5)東北新幹線が着工から39年で全線開業(2010年)
(6)衆院選で東北も民主圧勝、政権交代(2009年)
(7)徳陽シティ銀行が経営破綻(1997年)
(8)ソチ、平昌五輪で羽生選手が金メダル(2014、18年)
(9)公務員の食糧費不適正支出が発覚(1995年)
(10)ベガルタ仙台がJ1昇格(2001年)

<次点>
▽岩手・宮城内陸地震が発生(2008年)
▽福島県談合・汚職事件で前知事ら逮捕(2006年)
▽東北で初の脳死判定、臓器摘出(1999年)
▽宮沢首相がコメ関税化示唆、農民反発(1992年)
▽衆院選で東北でも自民躍進、民主惨敗(2012年)
▽仙台市地下鉄の東西線開業(2015年)

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