<平成・東北の十大ニュース>30年 災いも喜びも

2019年04月27日

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(2)ゼネコン汚職発覚/平成5(1993)年 宮城県政、仙台市政が激震に見舞われた。いわゆる「ゼネコン汚職事件」だ。東京地検特捜部は1993年6月29日、仙台市長だった石井亨氏やゼネコン幹部ら9人を贈収賄容疑で逮捕した。石井氏は公共工事に絡み、ゼネコン4社から1億円を受け取ったとされた。市中心部の再開発などでも汚職疑惑が浮上、石井氏は再逮捕された。特捜部は同年9月27日、県立がんセンター(名取市)工事などの業者選定を巡り2000万円を受領した収賄容疑で、知事だった本間俊太郎氏を逮捕した。捜査は大手ゼネコンや中央政界に及び、一連の事件で32人が起訴され、元茨城県知事竹内藤男氏(公判停止中に死去)を除く全員が有罪判決を受けた。【写真】ゼネコン汚職事件で、家宅捜索で押収した書類の詰まった段ボー箱を次々に運び出す東京地検特捜部の係官ら=1993年9月28日午後8時ごろ、宮城県庁

 「平成」が終わる。20世紀から21世紀へ、時代の移り変わりを象徴するように政治、経済、スポーツの各方面で大きなニュースが続いた。多発する災害に苦しめられた30年でもあった。河北新報社が毎年12月に選定している「東北十大ニュース」で1位となった出来事を基に、平成版の東北十大ニュースを選んだ。

<順位>
(1)東日本大震災と東京電力福島第1原発 事故が発生(2011年)
(2)ゼネコン汚職発覚、仙台市長、宮城県 知事ら逮捕(1993年)
(3)東北楽天が悲願の日本一(2013年)
(4)石器発掘でねつ造発覚(2000年)
(5)東北新幹線が着工から39年で全線開業(2010年)
(6)衆院選で東北も民主圧勝、政権交代(2009年)
(7)徳陽シティ銀行が経営破綻(1997年)
(8)ソチ、平昌五輪で羽生選手が金メダル(2014、18年)
(9)公務員の食糧費不適正支出が発覚(1995年)
(10)ベガルタ仙台がJ1昇格(2001年)

<次点>
▽岩手・宮城内陸地震が発生(2008年)
▽福島県談合・汚職事件で前知事ら逮捕(2006年)
▽東北で初の脳死判定、臓器摘出(1999年)
▽宮沢首相がコメ関税化示唆、農民反発(1992年)
▽衆院選で東北でも自民躍進、民主惨敗(2012年)
▽仙台市地下鉄の東西線開業(2015年)

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