<楽天>浅村移籍後1号、鮮烈ホームデビュー

2019年04月03日

28枚目/49枚中

【東北楽天3-1日本ハム】7回無失点で今季初勝利を挙げた東北楽天先発の辛島=2019年4月2日、楽天生命パーク宮城

 東北楽天の浅村の移籍1号は、小雪がちらつくほどの寒気が覆った球場を一瞬にしてファンの熱気で包む値千金の一発となった。
 1-0の八回、1死三塁で回ってきた第4打席。日本ハム5番手浦野の真ん中に甘く入ったフォークボールをフルスイングした。打球は浅村の本拠地初本塁打を心待ちにするイーグルスファンで埋まった左中間スタンドへ吸い込まれていった。
 職人気質で打席での結果にめったに一喜一憂しない強打者が、ベンチ前で珍しく右腕を夜空に向けて突き上げてファンの声援に応えた。平石監督をはじめコーチ、選手全員が喜びを爆発させて背番号3を迎え入れた。
 浅村は「試合を決める一打が出てうれしかった」。常に口にする「チームのために」という言葉を地元のファンの目の前で体現できたことを喜んだ。
 結果を残したものの、お立ち台では「本調子ではない」。シーズンが始まってからもボール球に手を出してしまうことが悩みだ。「苦しい打席をつくらないようにしていきたい」と今後を見据える。
 「忘れられない一日になった」と浅村。イーグルスファンにとっても、期待の主軸の鮮烈なホームデビューはきっと記憶に残ったに違いない。(伊藤卓哉)

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