<楽天>オコエ逆転弾「最高の結果」 平石監督に初勝利届ける

2019年03月31日

38枚目/39枚中

【東北楽天9-3ロッテ】初勝利し、松井裕からウイニングボールを手渡される平石監督=2019年3月30日、ZOZOマリンスタジアム

 東北楽天の平石監督に初勝利を届けたのは、秘蔵っ子のオコエだった。三回に見事な逆転3ラン。二塁付近で右手を突き上げたオコエより先に、平石監督がガッツポーズする喜びようが一打の価値を物語った。
 無死二、三塁、初球の真ん中高めに甘く入った直球を見逃さなかった。ボールを引きつけて強打すると、打球は逆方向の右翼席へ。通算7本目で初の右方向への一発に、オコエは「犠飛が最低限と思った中で最高の結果が出た」と声を弾ませた。
 トリプルスリー達成の可能性を秘めた規格外の存在として入団し4季目。これまで、やんちゃな性格でメディアを騒がせたことや、けがもあって伸び悩んだ。2軍で当時の平石監督と過ごす時間も長く、「ガチで(本気で)怒られたのは自分くらい。なんで自分だけとも思った」。
 それが年齢を重ねて考え方も変わり「期待されているから怒ってくれると分かった」。指揮官も精神的成長が技術的成長につながっていると実感、「野球への取り組みが生活面から変わった。成長した姿を見せている」と目を細める。
 優等生的になってきたとはいえ、ヒーローインタビューではスター性のあるオコエらしい一幕も。「みなさん、早く帰ってお風呂に入りましょう」。独特の表現で寒い中応援を続けてくれたファンを気遣った。(金野正之)

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