<全国高校スキー>複合 木村、6位連覇ならず

2019年02月11日

4枚目/5枚中

複合で6位に入った木村の距離=2019年2月10日、花輪スキー場クロスカントリーコース

 全国高校スキー大会第3日は10日、秋田県鹿角市の花輪スキー場で行われた。ノルディック複合で前半飛躍(ヒルサイズ=HS86メートル)5位の木村幸大(秋田・花輪)は首位から52秒差で出た後半距離(10キロ)で巻き返せずに6位だった。
 アルペン男子大回転は鏡大聖(山形中央)が合計タイム1分52秒07で5位。距離女子5キロクラシカルは田中星那(花輪)が14分6秒4で2位に入った。

◎大本命 得意の距離で失速

 複合男子はワールドカップ(W杯)にも参戦している大本命の木村がまさかの6位。2連覇も逃し、ゴールの瞬間は思わず顔を両手で覆ってしまった。
 前半の飛躍は78メートルで5位。自信がある距離で巻き返す算段だった。トップから52秒差でスタートすると、飛ばしに飛ばしてわずか1キロで3位集団に加わる。しかし、ここから伸びを欠いた。勝負をかけるはずだった4周目に失速。上り坂で4番手に後退すると、その後もペースを上げられなかった。
 「体が全然動かなかった」。敗因を語る口調も弱々しい。1年生で臨んだ前回大会は独走で頂点に立っている。地元インターハイで想定外の6位。「気持ちを切り替えて、国体に向けて頑張りたい」。涙をこらえながらそう話すのが精いっぱいだった。鹿角市出身。165センチ、58キロ。(今愛理香)

 <鏡、全国大会初入賞に笑顔>
 鏡=写真=が男子大回転で5位に入った。自身初の全国大会入賞に「得意な種目ではなかったので予想以上の結果」と笑顔で喜んだ。
 「ターンのときに体が遅れないように、体勢を前にした」ことで急斜面に対応できた。「体幹が弱かったのでバランスボールなどで鍛えてきた。その成果が出た」と手応えを感じ取っていた。
 12日は得意の回転に出場する。「大回転での入賞を弾みに、回転ではもっと上を目指したい」と力強く語った。

<田中、0.4秒差で悔しい2位>
 距離女子5キロクラシカルは田中=写真=が2年連続の2位。慣れ親しんだ地元のコースで会心と言っていい滑りを見せたが、U20日本代表の祖父江(長野・飯山)にわずか0.4秒及ばなかった。「どうせ負けるならもっと差が開いてほしかった」。そう言って苦笑いを浮かべるほどの惜敗だった。
 3年生。卒業後は競技を離れ、看護師の道を進む。「最後に優勝して終わりたかった」。やり切れなさそうに話した。

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