<スケート国体>少年男子1500 桜井が初V

2019年02月03日

6枚目/10枚中

スピード少年女子1500メートル決勝 2分07秒83で優勝した小坂(中)=2019年2月2日、釧路市柳町スケート場

 国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第4日は2日、北海道釧路市柳町スピードスケート場などで行われ、スピードの少年男子1500メートルは桜井俊太朗(山形・山形中央高)が初優勝を飾り、少年女子1500メートルは小坂凜(山形・山形中央高)が初めて制した。
 アイスホッケー少年の青森は準決勝で栃木に1点差で惜敗し、決勝進出を逃した。宮城は5、6位決定戦で滋賀に敗れて6位。成年の青森は準決勝で東京に屈し、決勝進出はならなかった。宮城は7、8位決定戦で群馬を下して7位。

「理想通り」のレースに笑み

 力強く両手を広げて勝利の喜びに浸った。少年男子1500メートルは山形中央高2年の桜井が初制覇。中学以来の全国タイトルを手にしたレースに「理想通りの展開」と頬を緩めた。
 今大会500メートル覇者で同じ山形中央高の3年森重が前半から飛ばし、桜井は余力を残す。他の選手が森重に引っ張られて疲れたのを見計らい、最終コーナー出口で抜け出した。プラン通りのレースで、森重も3位入賞を果たした。
 北海道帯広市出身。中学3年の時に全国中学大会5000メートルで優勝し、山形中央高に進んだ。前回大会は同種目4位。この1年、コーナーを回る技術に磨きをかけてきた。
 競技に対する姿勢は真剣そのもの。レースが終わると「次はもっと良くしないと」と考え込んでしまう。そんな桜井にガッツポーズをとらせてしまうのが国体の舞台だ。「通常のレースとは違う。楽しもうと思った」。先輩の走りに感謝しつつ、勝利の余韻を味わっていた。
 3日の5000メートルも優勝を狙う。「春からは最高学年。しっかり勝って、山形中央を引っ張っていく姿勢を示したい」。次のレースを意識したとたん、口元がぐっと引き締まった。178センチ、65キロ。(岩崎泰之)

 ○…インターハイ女王小坂、貫禄の初V 少年女子1500メートルは小坂=写真=が貫禄勝ち。全国高校総体の1500メートル、3000メートルで2年連続2冠の2年生は、初の国体種目制覇に「計画通りのレースができた」と笑顔だった。
 レーンを分けずに8人で滑るシングルトラック方式を考慮し、転倒事故を避けるため1人だけスタートをワンテンポ遅らせた。3位前後をキープし、最終コーナー付近から一気に加速してトップでゴール。「けがなく終えて良かった」とほっとした様子も見せた。
 2日午後に釧路を離れ、ジュニアワールドカップ(W杯)=イタリア・9、10日=などの海外大会に出場する。「もっと滑りを良くしてメダルを取る」。目標は世界だ。

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る