<楽天>岸、マイペース調整 感触確かめ、納得の表情

2019年02月03日

3枚目/5枚中

早出練習中、室内練習場から球場まで自転車で移動する嶋=2019年2月2日午前9時10分ごろ、沖縄県久米島町の久米島球場

 東北楽天の岸が初日から2日続けてブルペン入りした。捕手を立たせての96球。「キャッチボールみたいなもの」と言葉は素っ気なかったが、自分なりの調整ができているようで納得の表情も見えた。
 力みのない、しなやかな投球フォームから繰り出される速球が次々とミットに収まる。先発登板した際の1試合分ほどの球数を放ったが、何球投げたかは問題ではなかった。
 「その時の調子をみながら、段階を踏んでやっていく」。今季13年目のベテラン右腕は、これまで培ってきた経験から調整のステップは把握している。
 今は傾斜のあるマウンドの感触を確かめる段階で「少しずついつも通りの感じになっていくと思う」。土をしっかり踏み込んで投げることを意識する。
 調子の悪い年は遠投から慣らしていくパターンが多かった。今年の様子を見て、西武時代を知る森山投手コーチは連日のブルペン入りは「好調の証拠」と判断する。その上で「まずはしっかりとフォームをつくって投げることに専念してほしい」と願う。
 開幕投手については「やりたい気持ちはある」と即答する一方で、「無理をしてはいけない」。東北楽天へ移籍した1年目の2017年は重責を任される予定だったものの、直前にインフルエンザにかかり開幕投手を回避する苦い経験がある。
 「マイペースでやっていきたい」。クールなエースは周囲に惑わされず歩を進める。(伊藤卓哉)

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