2019年01月14日
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晴れ着に身を包み、友人と記念写真に収まる新成人=2019年1月13日午後1時ごろ、仙台市太白区の仙台市体育館
平成最後となる14日の成人の日を前に、東北各地で13日、成人式が行われた。振り袖やスーツに身を包んだ新成人は、大人としての第一歩を踏み出した。 東日本大震災の発生当時は小学6年生で、卒業間近で災禍を経験した新成人。津波や東京電力福島第1原発事故の被災地では、亡くなった友人らへの思いを胸に、若者たちが復興の一翼を担う決意を新たにした。 仙台市の成人式には約6900人が来場した。震災の犠牲者に黙とうをささげた後、地元の合唱団や音楽家ら約120人が歌や演奏を披露し、二十歳の門出を祝った。新成人の代表は「挑戦することを忘れず、力強く生きていく」と誓った。