<成人式>双葉の復興20歳の願い 避難の38人がいわきで誓い新た

2019年01月04日

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担任だった恩師や仲間と再会し、記念撮影する新成人たち=2019年1月3日、福島県いわき市

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県双葉町の成人式が3日、仮役場のあるいわき市で行われ、新成人が古里の復興を願いながら20歳の誓いを新たにした。
 新成人70人のうち38人が出席。伊沢史朗町長が「厳しい避難生活の中で多くの困難を乗り越え、大きく成長した皆さんには、町への関わりを持ち続け、まちづくりに参加してもらうことを期待する」と激励した。
 新成人代表の大学生柳瀬皇紀さん(20)と短大生中井彩さん(20)が「双葉町や地域のためにできることで貢献したい。成人の自覚と町民の誇りを忘れず、夢に向かって前に進む」と誓いの言葉を述べた。
 事故後に郡山市に避難し、現在は東京で学生生活を送る鈴木貴紀さん(19)は「避難がなければ多くの出会いもなかった。家族や地域の方に感謝したい。浜通りの復興に何らかの形で携わりたい」と話した。
 新成人は事故発生時は双葉南小、双葉北小の6年生。卒業式直前に避難し、卒業証書は、同じ年の夏休みに県内に集まった「再会の集い」「証書を手渡す会」の場などで受け取った。

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