<アングル山形>思い込め献立再現 学校給食発祥の地・鶴岡

2018年12月24日

6枚目/10枚中

【今昔】給食が始まった当時の献立を再現した塩おにぎり、甘塩サケ焼き、イタドリの煮びたし。ナメコのみそ汁と牛乳は当時なかった=2018年12月3日

 日本の学校給食は1889(明治22)年、山形県鶴岡市の大督寺内に設立された私立忠愛尋常小学校で、僧侶らが宗派を超えて托鉢(たくはつ)でコメやお金を集め、貧困家庭の子どもに昼食を与えたのが始まりとされる。寺には現在、「学校給食発祥の地」の記念碑が立つ。
 当時の在校生への聞き取りによれば、献立は白米おにぎり、主に塩乾物の魚類、野菜。鶴岡市は当時の献立を再現した「おにぎり給食」を毎年12月、全ての小中学校で実施している。
 3日にあった藤島地区の渡前小では4年斎藤優乃さん(9)が「給食を始めてくれた昔のお坊さんたちにありがとうと言いたい」と話した。市学校給食センターの太田功所長も訪れ「おにぎり一つには、給食を始めた和尚さんたち、今回調理してくれた人たち、いろんな人の気持ちが込められているのを知ってほしい」と児童らに語り掛けた。
(酒田支局・菊間深哉)

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る