<木幡の幡祭り>初冬の山里5色に彩る

2018年12月05日

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<行列>「五反幡」の行列が里山を進む=2018年12月2日、福島県二本松市木幡地区

 国の重要無形民俗文化財に指定されている二本松市木幡(こはた)地区の伝統行事「木幡の幡祭り」が2日あり、白装束姿の男衆ら約200人が5色に彩られた「五反幡」を掲げて行列をつくり、山里を飾った。
 幡は高さ約12メートル、重さ約10キロ。幡を持って走る「幡競走」などに続き、行列は地区住民センターを出発。木幡山の隠津島神社を目指して約8キロを歩いた。
 相馬市から訪れた伊東正明さん(83)は「祭りの担い手が減る中、伝統行事を継続させているのは素晴らしい」と話した。
 祭りは1055年の「前九年の役」に由来する。奥州安倍一族との戦いに敗れた源氏が木幡山に逃げ込んだ夜、木々に積もった雪の様子を安倍氏が、「白旗」を旗印とする源氏の大軍がいると見間違えて退散したと言い伝えられる。

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