<楽天>安楽、復活へ一歩 今季初登板6回5失点も首脳陣評価

2018年09月12日

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【東北楽天1-6ソフトバンク】3回に2失点しベンチに引き揚げる東北楽天先発の安楽=2018年9月11日、楽天生命パーク宮城(川村公俊撮影)

 2月のキャンプで右肩を痛めていた東北楽天の安楽が復帰戦に臨んだ。「2軍で悔しい思いをし続けたおまえの生きざまを見せてこい」。抜てきした平石監督代行に強く背中を押されての先発マウンドは6回114球を投げ、5失点とほろ苦い結果。だが完全復活への第一歩は確かに刻んだ。
 「1軍に推薦してくれた2軍のコーチのためにもと思い、気持ちの高ぶりがあった。それで立ち上がりも粘れた」。最速150キロを超える持ち前の剛速球こそ見られなかったが、闘志むき出しで投げた。
 一回、西巻の失策に始まる1死一、二塁のピンチも柳田を内角高めの143キロで見逃し三振に仕留め、続くグラシアルも低めの変化球で遊ゴロに打ち取った。
 しかし、打者が2巡目となった三回以降に失点を重ねた。三回、今宮に先制2ラン。真ん中低めの変化球を流し打たれた飛球は、追い風に乗って右翼席最前列へ飛び込んだ。さらに「一番悔しい」と唇をかんだのが、六回2死三塁で牧原に浴びた左前適時打。2ストライクに追い込んだ後、勝負球の変化球が浮いた。
 「抑えてやろう、という気持ちが強過ぎ、勝負どころで甘くなった」。悔しさをにじませる21歳に、平石監督代行は「良かった面もあった。次のチャンスを与えたい」と一定の評価を与えた。(金野正之)

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