<楽天>岸、苦しんで10勝目 4季ぶり2桁勝利 次は宮城出身者最多勝利へ

2018年09月09日

1枚目/133枚中

【東北楽天9-4日本ハム】5回4失点で10勝目を挙げた東北楽天先発の岸=2018年9月8日、楽天生命パーク宮城(伊深剛撮影)

 東北楽天の岸が4季ぶり、自身8度目の2桁勝利を挙げた。5回4失点と不本意な内容だったが、東北楽天入団2季目で初めて節目に達し、「先発なら2桁は常に目指す数字。ひとまず良かった」と一安心した。
 一~三回を無失点でしのいだ。しかし、四回1死一塁でレアードにカーブを失投して2ランを喫し、五回も2死から4連打を浴びて2失点。「レアードに始まり、勝負所で嶋の要求に応えられなかった」と制球ミスを反省。大量援護に好投で応えられず、救援陣の助けも借りた。「みなさんのおかげ」と平謝りする。
 リーグ優勝を争った昨季は好投しても報われずに12戦連続で白星なく終わった。今季も8月以降は右膝の痛みに悩まされて一時は2軍に降格するなど4戦勝利なし。孤軍奮闘になりがちだった分、今回のような勝ち方も許されよう。東北楽天の背番号11としては、歴代の一場、福盛、塩見が成し遂げられなかった10勝到達でもある。
 通算121勝目で、若生(元阪神など)が持つ宮城県出身者の通算最多勝利数に並んだが、岸は「まず単独で宮城の一番になりたい」。はるか先だが、西武・西口投手コーチと、東北楽天・石井GMが持つ通算182勝(石井は日米通算)を意識。「西武時代の先輩二人を超えたい」と33歳はひそかに思い描く。(金野正之)

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る