<楽天>寒々8連敗 大量失点、打線も沈黙

2018年09月03日

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【東北楽天0-12ソフトバンク】 3回ソフトバンク1死一、二塁、中村晃(手前)に右越え3ランを浴び、ぼうぜんとする東北楽天・古川。奥は生還する二走柳田(佐藤琢磨撮影)=2018年9月2日、楽天生命パーク宮城

 東北楽天は0-12と力なく惨敗した。8連敗、借金21はともに今季最悪となった。「日曜日にこんな試合をお見せし、ファンには本当に申し訳ない」。平石監督代行は試合後の記者会見で繰り返し謝罪した。
 先発古川が0-1の三回、中村晃に3ランを浴びた時点で勝負はあった。1死一、二塁、1ボール1ストライクとしてから、緩いカーブをど真ん中に投げ込んだ。古川は「一番気を付けなくてはいけない場面で甘く入った」と失投に反省しきりだった。
 4点差は、試合前まで引き分けを挟む7連敗で1試合平均3得点にも満たない打線にとって、どうにも重かった。三、五回の反撃機を相次いで逸するふがいない展開。こうなれば六回表に突然の強雨に襲われたファンの多くが応援を諦め雨宿りに走るのも当然か。
 平石監督代行就任後の星取りも、26勝27敗2分けと初めて黒星先行したとはいえ、クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性はわずかに残る。
 だが、常に闘志に満ちた若き指揮官の口ぶりはいつもと微妙に異なった。
 「勝たなくてはいけないが、若い選手も使う」と来季を見据えた方向転換を示唆した。昨季の躍進をステップに、亡くなった星野球団副会長に誓った日本一奪還の戦いは、秋風の到来とともに終わったかのようだ。(金野正之)

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