波打ち際に笑い声戻る 相馬・原釜尾浜海水浴場で海開き 震災後初

2018年07月22日

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8年ぶりに再開し、家族連れなどでにぎわう原釜尾浜海水浴場=2018年7月21日、福島県相馬市

 相馬市の原釜尾浜海水浴場が21日、海開きした。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で運営を見合わせていたビーチに、子どもや若者の歓声が8年ぶりに戻った。開設は8月19日まで。
 初日は地元の若者らが実行委員会をつくり「浜まつり」を開催。海水浴客がスイカ割りや水上バイク遊覧、ステージショーなどを楽しんだ。
 家族4人で訪れた市内の会社員大沢徹さん(34)は「海水や砂浜は震災前よりきれい。がれきだらけだった浜辺をよく復活させられたと感心する」と話した。
 羽柴和洋実行委員長は「クリーンで安全な浜辺なので、多くの子どもたちに来てほしい」と期待した。
 同海水浴場は震災前、宮城県南からも含めて毎年3万5000~5万5000人が訪れた。震災後は津波で壊れた防潮堤を整備し、海中のがれきを除去。水質や浜辺の空間放射線量が原発事故前の水準に戻ったことから再開が決まった。
 福島県内の海水浴場再開はいわき市の3カ所に続いて4カ所目。第1原発の30キロ圏内は閉鎖が続く。

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