<高校野球宮城>けが克服、東北の主将岩沼が意地の一振り

2018年07月21日

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【東北学院榴ケ岡1-8東北】1回裏東北2死二、三塁、岩沼が左前に2点適時二塁打を放ち3―0とする=2018年7月20日、仙台市民球場

 東北の主将岩沼が帰ってきた。6月の東北大会初戦で、ヘッドスライディングした際に左手親指を骨折。今大会の出場が危ぶまれていたが、豪快な一振りで不安を払拭(ふっしょく)した。
 今大会初の先発出場で6番に入った。一回、先制してなお2死二、三塁。内角の真っすぐを捉え、左翼線を破る二塁打で2走者をかえした。「実戦を離れていたことで不安はあったが、いい結果が出て良かった」と胸をなで下ろした。
 ギプスが外れたのは1週間前。あと2カ月は安静にするよう医師から言われていたが、「そんなこと言ってる場合じゃない」と強行復帰した。
 開幕直前には「インパクトの際に親指に衝撃を受けないように」とバットの持ち方を変えたばかり。慣れない中での意地の一振りだった。
 六回には好走塁も見せた。1死から死球で出塁すると、二盗、三盗を続けて成功。古川原のスクイズの間に生還し、ダメ押し。積極的な走塁を課題に挙げるチームにとって、見本となるプレーに我妻監督は「しっかり分析していてさすがだ。主将らしい走りだった」と褒めた。
 岩沼主将は「今まで試合に出られず迷惑を掛けた。もう完全復帰です」と力強く語った。(今愛理香)

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