<高校野球宮城>仙台育英、対外試合禁止からの復帰戦快勝

2018年07月20日

1枚目/7枚中

【気仙沼向洋 1―8 仙台育英】仙台育英先発の田中=2018年7月19日、石巻市民

▽2回戦(石巻市民)

気仙沼向洋0000001 =1
仙台育英 4110002x=8
(七回コールドゲーム)

 【評】仙台育英が投打で上回った。一回、熊谷の右越え三塁打と敵失で先制するなど打者9人の攻撃で4点を先取。投げては先発田中が3回無安打7奪三振。気仙沼向洋は七回に1点を返すのがやっとだった。

◎9カ月ぶり 鍛えた走力存分に発揮

 元部員の不祥事で6カ月の対外試合禁止の処分を受けた仙台育英が、9カ月ぶりの公式戦となる今大会初戦で、鍛えてきた走力を存分に発揮した。
 1番熊谷が積極的に相手投手の2球目を捉えた。一回、真ん中低めの真っすぐを引っ張り、打球が右翼手の脇を抜ける間に二塁へ。トップスピードのまま三塁コーチに目を向けると、全力で腕を回す宗形の姿が見えた。敵失が絡んだのは分からなかったが「宗形を信じていた」と迷わず本塁へ突っ込み、先制点を挙げた。
 「野球はランのスポーツだ」と須江監督が掲げて、徹底的に走塁練習を繰り返したチームは、この日6盗塁。そのうち3盗塁を決めた熊谷は「自信があった」とはにかむ。須江監督は「及第点以上の走り。ベンチの指示も的確で、(相手に)ミスが出たら走るというイメージが全員できていた」と褒めた。
 バント安打3本、3犠打と走塁以外もそつがなかった。「夏に懸ける思いはどこよりも強いからこそ手堅く」と考える須江監督に、選手はしっかり応えた。
 処分中は須江新監督の下で紅白戦などを重ね、夏を迎えた。熊谷は「これまで支えてくれた人たちに恩返しするために戦いたい」と、大きな1勝をかみしめた。(今愛理香)

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