<楽天>岸、圧投でチーム救う 最少リードでしのぎ続け8回無失点

2018年06月15日

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【東北楽天4-0中日】 東北楽天先発の岸(坂本秀明撮影)=2018年6月14日、楽天生命パーク宮城

 借金20の瀬戸際にある東北楽天を岸が救った。一回に得た最少リードでしのぎ続け、8回無失点という目覚ましい活躍。「1点だけで終わるのかと思う苦しい中、素晴らしい投球を披露した」。梨田監督が称賛したのも当然だろう。
 見せ場は八回、三好が藤井の三塁ゴロを捕球エラーして陥った1死一、二塁。「追い付かれたら三好が落ち込む。一生懸命抑えようと思った」。ここで岸は大島を渾身(こんしん)の147キロ直球で左飛に打ち取った。続く京田(青森山田高-日大出)にも外角低めへ見事なチェンジアップを投げ、中飛に仕留めた。
 女房役の嶋のリードもさえた。「中日打線が直球狙いでバットを短く持っていた。変化球を低めに投げれば大丈夫」。序盤から変化球を多投させてかわした上、二回1死一塁では平田の二盗も阻んだ。
 この試合まで4試合続けて130球近く投げていた岸はこの一週間、疲れ気味だった。この日は「目覚ましで起きられず、寝坊してだるい」状態で球場入り。だが、「寝過ぎた方が好投できる」と球界で言われている通りの結果を残した。
 降板した岸がベンチで「打ってくれ」と祈ると、八回、アマダー、嶋のバットがうなり3得点で勝利を決定づけた。選手たちはファンに見事な一丸の勝利を披露した。(金野正之)

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