<大槌町旧庁舎>抜け落ちた天井、散乱するがれき 無残な姿で津波の脅威伝える

2018年06月14日

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【復興途上】津波で破壊された窓から望む復興途上の町並みと大槌湾=2018年6月13日、岩手県大槌町の旧役場

 保存か解体かで揺れる中、13日に公開された岩手県大槌町の旧役場庁舎は、無残な姿で東日本大震災の津波の脅威を伝えていた。
 建物は震災発生直後から7年3カ月、ほぼそのままの状態で放置されてきた。
 外壁の一部は崩れかけており、抜け落ちた天井から鉄筋やケーブルが垂れ下がる。がれきが散乱し、議場のカーペットは津波で大きくめくれ上がったまま。あちらこちらに土ぼこりが厚く堆積していた。
 2階から屋上に出るはしごは、さびているものの原形をとどめていた。大津波警報が出る中、旧庁舎周辺にとどまった職員の生死を分けた場所とされる。屋上に避難できたのは約20人だった。
 町は、旧庁舎解体後の跡地を防災用の空き地にする計画だ。

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