<春季東北高校野球>東北 投げ勝つ

2018年06月10日

1枚目/14枚中

【東北3-0金足農】金足農打線を完封した東北の中山=2018年6月9日、青森県総合運動公園野球場

 春季東北地区高校野球大会は9日、青森市の市営球場と県総合運動公園野球場で準々決勝4試合があった。聖光学院(福島第1)、弘前東(青森第2)、八戸学院光星(青森第1)、東北(宮城第1)が準決勝に進んだ。

 ▽準々決勝(青森県総合)

東 北(宮城)000000102=3
金足農(秋田)000000000=0

 【評】東北が投手戦を制した。先発中山は制球がさえ6安打完封。得点圏に走者を進められたのは三、六回のみという完璧な内容だった。打線は七回に阿部真の適時三塁打で先制。九回も阿部真の2点三塁打で突き放した。金足農は主戦吉田の好投に打線が応えられなかった。

<中山が散発6安打、公式戦初完封>
 東北の右腕中山が公式戦初完封を飾った。低めに集めて散発6安打。四死球わずか1で、我妻監督も「今までに見たことがないほどストライクが先行していた」と舌を巻く好投だった。
 成長を感じさせたのは唯一のピンチと言える六回1死三塁の場面。佐々木夢、吉田を連続三振に仕留めて先制を許さなかった。
 「今まではコースを突き過ぎて歩かせることが多かったので、今日は思い切っていった」。精神面の支えとなったのはフォームの変更だ。4月上旬、我妻監督の提案で上手投げからスリークオーターに転向。「思ったよりしっくりきた」(中山)と、手応えを得て臨んだ東北大会だった。
 東北は葛岡、古川原が先発を担ってきたが、2人とも左腕。右腕の台頭は夏に向けて何よりの吉報となった。

<東北・阿部真(七、九回に三塁打を放ち3打点)>
「地区大会から始めたバスター打法でタイミングが取りやすくなった。少し詰まったと思ったが、振り切ったのが良かった」

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る