<楽天>勝てぬ楽天5連敗 拙守、拙攻露呈し自滅

2018年06月04日

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【東北楽天2-3ヤクルト】8回ヤクルト1死二、三塁、畠山の遊ゴロが野選となり三走坂口(右手前)の生還を許す。捕手嶋(鹿野智裕撮影)=2018年6月3日、楽天生命パーク宮城

 「負けに不思議の負けなし」の言葉通りだ。東北楽天はまたも拙守、拙攻を露呈し、自滅した。セ・リーグ最下位のヤクルトに3タテを食らい、交流戦未勝利で5連敗。ついに借金は今季最悪の17になった。
 決定的な失点の場面が2-2の八回。松井が先頭坂口に四球を与えたのに始まる1死二、三塁だった。松井は丁寧な投球で代打畠山(岩手・専大北上高出)を注文通り内野ゴロに打ち取ったはずだった。しかし遊撃茂木の本塁返球が遅く、三走坂口は生還した(記録は野選)。「球がグラブに引っかかった」と茂木はうつむいた。
 攻撃は11安打を放つも2得点のみ。拙攻の連続だった。二回1死一、三塁、八百板のセーフティースクイズが決まらず先制機を逸した。三回は銀次の左前打で本塁を狙った二走ペゲーロが憤死。六回2死二塁、「内田の状態がいい」(梨田監督)と先発外だった主砲ウィーラーが代打出場。この試合はウィーラーの応援デーでファン待望の瞬間だったが即座に申告敬遠され、続く嶋が初球で三ゴロの凡打に。球場はため息に包まれた。
 八回の守備からベンチに帰る際、茂木は松井にわびようと近づいたが、四球から失点した松井は暗い表情だった。個々が本来の自分を見失いつつあるのは一目瞭然だ。試合を見守った楽天野球団の立花社長は「悔しい。苦しいけれど次頑張る」とチームの思いを代弁した。フロントも含めてこの危機的状況を乗り切らなくてはいけない。(金野正之)

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