<春季高校野球>東北の先発葛岡、尻上がり12K

2018年05月28日

1枚目/11枚中

【東北15―2古川学園】7回5安打2失点と好投した東北先発の葛岡=2018年5月27日、楽天生命パーク宮城

 東北先発の葛岡は初回に2失点。それでも引きずらなかったのが成長の跡だろう。終わってみれば7回12奪三振。尻上がりの内容で古川学園打線をねじ伏せた。
 一回は安打と死球の走者を塁に置き、2死から遠藤に右越えに運ばれた。
 一瞬動揺した。でも、2年春から東北の背番号1を背負う左腕は切り替えも早かった。
 「捉えられてはいない。当てられただけだ」。冬に磨きをかけた制球力で二回以降は見違えたような投球を見せる。六回は3者連続三振で、「腕が振れていた。開き直れた」。
 終わってみれば20安打15得点の大勝で2連覇。それでも「すっきりと喜べない」(葛岡)というのは大会中の戦いぶりが影響しているのだろう。2回戦の仙台商戦は7失策を重ねて辛勝。決勝も序盤戦は盗塁死や走塁ミスが相次いで好機を逸している。
 「秋以降、自滅する試合が多い。東北大会では自分たちのミスで負けないようにしたい」と我妻監督。葛岡のほか、五回に一発を放った1番杉沢や準決勝で好投した古川原ら、昨年からの戦力が多く残っているのが強み。経験という裏付けを生かし、東北大会の活躍を期待したい。
(今愛理香)

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