<バド国別対抗>主将の高橋「背中で引っ張る」羽生選手活躍も刺激に

2018年05月16日

5枚目/9枚中

公開練習で汗を流す松友=2018年5月10日、東京

 20日にタイ・バンコクで開幕するバドミントンの国・地域別対抗戦ユーバー杯で、女子日本代表が1981年以来の優勝を狙う。主将として臨むダブルスの高橋礼華(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)は「日本らしい粘り強さを発揮したい」と誓う。
 10日に東京・味の素ナショナルトレーニングセンターであった公開練習。シャトルを追う高橋の目は鋭く輝いていた。昨年12月の全日本総合選手権決勝で敗れ、涙に暮れていた姿がうそのようだ。
 金メダルを獲得した2016年のリオデジャネイロ五輪の後は、現役続行か否かで悩み続けた。17年は中途半端な気持ちを抱きながら過ごしていた。
 選手権終了後、高校の時からペアを組む同僚の松友美佐紀と膝を突き合わせた。松友は「先輩ともう一度金メダルを取りたい」と背中を押してくれた。「『先輩とは無理です』と松友が言うなら自分は辞めるつもりだった」(高橋)。2人の腹は決まった。
 2月の平昌五輪で2連覇を果たしたフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA、宮城・東北高出)の活躍も刺激になった。「羽生選手と比べたら申し訳ないが、連覇に挑戦できるのは自分たち。やるしかない」と奮い立った。
 元世界ランク1位の実績を持ちながら、現状では急成長を遂げる岐阜トリッキーパンダースの福島由紀(青森山田高出)広田彩花組に次ぐ日本勢2番手だ。しかし、松友は「世界のトップと対戦するなら、自分たちの方が(他の日本勢より)勝てる自信はある」とプライドをのぞかせる。
 女子の選手層の厚さは日本が頭一つ抜ける。高橋は「このチームで戦うのが楽しみ。主将らしくとは考えず、背中でみんなを引っ張りたい」と決意を示した。(剣持雄治)

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