<仙台六大学野球>福祉大圧勝2季ぶりV

2018年05月13日

5枚目/5枚中

【学院大0―7福祉大】5回から2番手で登板した福祉大の椋木=2018年5月12日、福祉大球場

 第6節第1日は12日、仙台市の東北福祉大球場で東北学院大-福祉大、東北工大-東北大の各1回戦が行われ、福祉大が学院大を7-0の七回コールドで破って2季ぶり69度目の優勝を決めた。春は3連覇。工大は3-0で東北大に先勝した。
 福祉大は左腕山野と椋木の継投で無安打無得点試合を達成。打線も吉田が本塁打を含む3安打2打点と活躍するなど、学院大を圧倒した。
 福祉大は現在、勝ち点4。2位の仙台大(勝ち点3)に並ばれる可能性が残っているが、残り試合に全敗しても勝率で仙台大を上回るため優勝が確定。6月11~17日に開催される全日本大学選手権(東京・神宮球場など)の出場権を得た。
 第6節第2日の13日は同球場で東北大-工大、福祉大-学院大の各2回戦がある。

◎吉田3安打2打点

 学院大-福祉大1回戦(福祉大1勝)

学院大0000000 =0
福祉大0010204x=7
(七回コールドゲーム)
(勝)椋木8試合3勝
(敗)山内3試合1敗
(本)吉田1号(2)(山内)

 【評】福祉大がコールド勝ちで春3連覇を決めた。三回1死一、二塁、中野の右前打で先制すると、五回に吉田が2ラン。七回には元山の適時二塁打などで4点を奪い、試合を決めた。学院大は適度に荒れた山野の投球を捉えられず、6四球を生かせなかった。

◎総合力で混戦勝ち抜く

 福祉大は3位に終わった昨秋の悔しさを晴らすように、七回コールドで学院大を下し、2季ぶりの王者に返り咲いた。投げては山野から椋木とつなぎ、七回参考ながら無安打無得点試合のおまけが付いた。
 今季は中堅吉田、二塁中野、遊撃元山が全試合に出場。センターラインを固められたことが安定した戦いにつながった。この日も三回に中野の適時打で先制。五回は吉田の2ランで主導権を握った。
 投手陣も椋木に加えて綱脇、佐川ら1年生が台頭し、上級生が刺激を受けた。第5節、昨秋覇者仙台大との上位対決では、負傷離脱していた3年生の津森が救援で復帰。2回戦は完璧な内容で仙台大を退けた。
 「各自が自分の長所を発揮できたから優勝することができた」と古川主将は振り返る。混戦となったリーグ戦、決め手となったのは総合力だった。古豪らしい底力を見せたとも言えるだろう。
 昨年の全日本選手権は初戦敗退している。古川主将は「スター選手がいない分、力を結集することが日本一のために必要。残り試合も勝ち、いい流れを全国の舞台につなげたい」と話した。(大谷佳祐)

<学院大・加藤(七回1死から登板し、2失点)>
「2アウト目を取った後の打者にファウルで粘られ、無駄な四球を出してしまった。コースや球自体は良かったので、次戦は変化球でしっかり打ち取りたい」

◎工大、東北大に先勝

 工大-東北大1回戦(工大1勝)

工 大000102000-3
東北大000000000-0
(勝)佐藤洸5試合3勝2敗
(敗)谷口お4試合4敗

 【評】工大が中盤に3点を奪って快勝。四回は敵失に乗じて先制し、六回は久保京の適時三塁打などで2点を加えた。投げては主戦佐藤洸が16奪三振の力投。東北大は好機に決定打を欠き、無得点に終わった。

<主戦佐藤洸、圧巻の16K完封>
 工大は主戦佐藤洸が5安打完封。最初の1球を機にうまく修正したことが、16奪三振と圧巻の投球につながった。
 東北大先頭の山口にいきなり初球の直球を左前に運ばれた。「(打者の)反応が良かったので、変化球を決め球にすることにした」。真っすぐを見せてから変化球を決め球にすることで三振の山を築いた。
 仙台大戦、宮城教育大戦に続いて3試合連続の2桁奪三振。チームはAクラス入りを目指しており、「3位になるためならどんな場面でも投げる」と意気込んだ。

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