<楽天>岸執念の勝利 エースの面目躍如、7回無失点で3勝目

2018年05月09日

7枚目/24枚中

【東北楽天5―0ロッテ】1回東北楽天2死一、二塁、好機を空振り三振に倒れ、ベンチへ戻るアマダー。捕手田村=2018年5月8日、楽天生命パーク宮城

 エースの面目躍如たる勝ちっぷりだった。東北楽天の先発岸は7回3安打無四球、無失点とロッテ打線を寄せ付けなかった。「やっと勝てた。とにかく勝てて良かった」。チームの5試合ぶりの白星、そして昨年5月28日以来となる自身の本拠地での勝利に喜びをかみしめた。
 一回、2死二塁から4番井上にスライダーを見せた後、外角直球で空振り三振に切った。ここから圧巻の投球を見せる。六回まで得点圏に走者を許さず、七回2死二塁では、清田を直球で右飛に仕留めた。佐藤投手コーチは「真っすぐが良かった」とたたえる。
 前回の日ハム戦は131球を投じ、約2年ぶりの完封勝利。そこから間隔を詰め、中5日でロッテ戦を迎えた。周囲からの体力面の不安をよそに、岸は「初めての経験ではないので」と淡々と投げ抜いた。
 岸は7回104球を投げ終え、右指から出血したが、続投を志願。ベンチの判断で八回以降は救援陣に委ねたものの、勝利への執念、責任感は見事だった。
 「岸は素晴らしかった。一歩一歩(上位に)近づくという気持ちでやっていく」と梨田監督。エースの心意気に応えるためにも、9日も勝って今季2度目の連勝としたい。(狭間優作)

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