<楽天>藤平3回崩れ大量失点「実力不足」

2018年05月08日

15枚目/32枚中

【東北楽天0-11西武】8回東北楽天二死、中飛に倒れてバットをたたきつけるペゲーロ=2018年5月6日、楽天生命パーク宮城

 「気合を入れろ」。東北楽天ファンの声援はむなしく響いた。負ければ異例の早さで自力優勝の可能性が消える一戦で、大量失点での零敗。投打にいいところがなく、梨田監督は「負けるにしても、中身がなさ過ぎる」と切り捨てた。
 先発藤平が誤算だった。三回、1死から秋山(八戸大出)に右越えへ先制ソロ。内角を攻める強気な投球で二回まで無安打に抑えていたが、この一発で崩れた。浅村に左越え2ラン、栗山には右越え3ランと、この回だけで3発を浴びた。四回も3安打を打たれた上、3四死球と制球を乱し3失点。藤平は「(自力優勝の可能性消滅を)食い止めたかったが、実力不足だった」とうつむいた。
 今季は制球難からの球数の多さが目につく。5回5失点した前回(4月29日)の西武戦は111球で降板。この日も四回途中までに104球を費やし、8四死球と乱れた。森山投手コーチは「2試合連続でこの内容は厳しい」と猛省を促した。
 前日は大黒柱の則本が3回7失点と崩れ、2試合連続で先発が試合をつくれなかった。チームの勝率は2割3分3厘と、97敗した球団初年度の2005年を下回っている。「一番悪いのは監督。選手もカリカリしている。一回、出直してやっていく」。指揮官は必死の形相で前を向いた。(狭間優作)

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