<楽天>リズムに乗れず空回り 悩める則本、3回7失点の大乱調

2018年05月06日

8枚目/25枚中

【東北楽天4-10西武】1軍に復帰し8回1死から代打で出場するも、空振り三振に倒れて悔しそうな内田。捕手森=2018年5月5日、楽天生命パーク宮城

 東北楽天の大黒柱らしからぬ姿だった。則本は3回7失点の大乱調でKOされ、今季の西武相手の登板で3戦全敗を喫した。
 前回4月28日の西武戦で大量失点し七回途中降板しただけに、気迫の投球で「三度目の正直」が期待された。だが、本拠地に詰め掛けた過去最多2万7468人の観客を落胆させる結果に「試合をつくれず申し訳ない」と言葉を絞り出した。
 「球が高めに浮いていた」と佐藤投手コーチが振り返るように、則本は制球に苦しんだ。一回、先頭への四球で陥ったピンチこそ切り抜けたが、二回は先頭への与四球など2四球と安打で満塁と窮地に。この後、2本の適時内野安打などで3点を先取された。三回には9番木村に甘いスライダーを痛打されての左越え2ランなど5長短打を浴びて4点を失った。
 3回で102球を要したのが苦しい投球の証し。「ストライクゾーンが小さかったかもしれない」と梨田監督が言うように、則本は低めの球がボールと判定されてカウントを悪くし、不服そうな顔をする場面も。森山投手コーチは「西武に(勝ちたい)気持ちが入り過ぎた部分もある」と、リズムに乗れず空回りしたエースの心境を代弁した。
 5月は白星スタートした後に3連敗。6日に敗れれば、球史でも例のない早さで自力優勝の可能性が消える。梨田監督3年目のチームは命運を懸けた剣が峰に立っている。(狭間優作)

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