<震災7年>各地で追悼の祈り 私たちができること 涙を拭って進むこと

2018年03月12日

154枚目/206枚中

完成した防潮堤の上で広田湾をバックに鎮魂の祈りを込めて歌うゴスペルグループ「スパークル」=2018年3月11日午後2時55分ごろ、岩手県陸前高田市

 東日本大震災は11日、発生から丸7年となった。東京電力福島第1原発事故を含め被災した岩手、宮城、福島3県では各地で追悼行事が催された。地震発生時刻の午後2時46分、人々は黙とうし、手を合わせて行方不明、関連死合わせて3県計2万2000人を超える犠牲者の鎮魂と復興への願いを新たにした。
 津波で児童74人と教職員10人が犠牲になった石巻市大川小の被災校舎には、朝早くから遺族らが大勢訪れた。慰霊碑に白や黄、ピンクなど色とりどりの花を手向け、冥福を祈った。
 大川小2年だった長女愛華(あいか)さん=当時(8)=、次女涼華(すずか)さん=同(7)=を失った大浪(おおなみ)和明さん(38)は「人生が変わってしまった。何事もないころは正月や4月が節目だったが、今は『3.11』。本当は忘れたいけれど、忘れられない」と語った。
 自治体主催の追悼式は岩手では沿岸10市町村と盛岡市で行われた。宮城は沿岸13市町であった。
 福島では福島市と浜通りの10市町で実施され、このうち大熊、双葉両町は避難先のいわき市で行った。避難指示が一部で解除された富岡町は原発事故後初めて地元で祈りをささげた。昨年までは避難先の郡山市で実施していた。
 11日は日曜日で、民間による関連行事も数多く催された。

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る