<福島第1原発事故>追悼の言葉 木の葉に書き海へ 相馬・原釜尾浜海水浴場

2018年03月12日

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追悼のメッセージを記した木の葉を海に流した=2018年3月11日午後2時55分、福島県相馬市の原釜尾浜海水浴場

 <みんな元気でいるよ><見守っててね。大好きだよ>。東日本大震災の津波などで458人が亡くなった福島県相馬市で11日、犠牲者を追悼する言葉を木の葉にしたため、海に流すイベントがあった。
 震災時に石巻市に住んでいた永野泉さん(63)=伊達市=の呼び掛けで、地元の保育園児と保護者ら約100人が原釜尾浜海水浴場に集まった。宮城、福島両県の児童らから募った約3000枚と、兵庫県の児童らが寄せた約5000枚を海に放った。
 追悼のため海岸を訪れた市民もメッセージを書いた。親戚らを失った相馬市の岩本繁子さん(39)は「安らかに眠って」とつづった。「あっという間の7年だったけれど、今も忘れられない」と涙した。
 永野さんは津波で全壊した自宅から見つかった児童書「じろはったん」に着想を得て、死者を悼む言葉を木の葉に書いて海に流す催しを企画。2013年から毎年、福島と宮城で開いている。

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