<震災7年>前を向く福島 平穏への道一歩一歩

2018年03月10日

2枚目/6枚中

<実に宿る思い収穫>大熊町の関本信行さんは千葉県香取市に移住してナシの栽培に取り組んだが、惜しくも昨年8月に55歳で亡くなった。「大熊を離れてから、もう一度ナシ作りができて、夫は幸せだったと思う」。昨年の秋、丹精を込めたナシ畑で妻の典子さん(47)が関本さんをしのんだ

 原発事故の被災地、福島県の浪江町と富岡町、飯舘村の一部で避難指示が解除されてから、1年近くがたつ。7年前の事故によって南北に分断されたJR常磐線は昨年、運転区間が延び、一時的にせよ故郷を訪れる人は確実に増えた。
 地域の祭りが次々に復活し、昔からなじんだ店も再開し始めている。

 今もなお5万人の県民が避難している福島。傷跡は深く刻まれているが、被災者たちはかつての平穏な暮らしと絆を取り戻そうとしている。福島の被災地がどこへ向かっていくのか、将来への不安を抱きつつも、前を向いて歩み始めた。(写真部福島取材班)

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る