<震災7年>海の恵み もう一度 未来への確かな歩み、浜の再生促す

2018年03月08日

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【光跡重なる】あたかも虹のような色とりどりの光が、真っ暗な海に刻まれた。相馬市の松川浦漁港を出た漁船団の光跡は、はるかな沖合まで伸び、やがて1本の道に収束して見えた。福島県の沿岸は津波に加えて、東京電力福島第1原発事故の影響を受けたまま。漁業者はいまだに本格操業ができず、試験操業にとどまっている。浜の復興はまさにこれから=2018年2月8日

 家も船も漁具も一瞬にして失われ、途方に暮れた日からもうすぐ7年。豊かな海の恵みを取り戻す努力が実を結び始めた。
 高台に移った魚屋さんには地元の魚介が並び、買い物客があれこれ品定め。お得意さんに新鮮な魚を届けようと、災害公営住宅を連日訪れる移動販売車も。
 全てが元通りになったわけではない。水産加工施設はまだまだ足りないし、東京電力福島第1原発事故の影響をまともに受けた福島県では、今なお試験操業が続く。
 岩手、宮城、福島3県の海ははるかな昔から、人々の生活を支えてきた。浜の再生は復興への営みそのもの。少しずつ、未来への確かな歩みを重ねる海辺の景色を追った。(写真部震災取材班)

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