<平昌五輪>小田僅差で5位 表彰台に0秒34差

2018年02月24日

2枚目/5枚中

スピードスケート男子1000メートル 滑走する小田卓朗=2018年2月23日、韓国・江陵(川村公俊撮影)

 23日行われ、小田卓朗(開発計画研究所、山形中央高-早大出)が1分8秒568で、1500メートルに続く5位に入った。1000メートルでの日本勢の入賞は清水宏保が銅メダルを獲得した1998年長野大会以来。1500メートルを制したキエルド・ナウシュ(オランダ)が1分7秒95で優勝した。
 長谷川翼(日本電産サンキョー)は1分9秒83で20位、山中大地(電算)は1分10秒027で24位だった。

 悔し涙に暮れた1500メートルと同様、表彰台に届きそうで届かない。小田が1000メートルでまたも5位に終わった。4位とは1000分の4秒差、3位とは0秒34差。「また少し足りなかった」。無念さが込み上げた。
 コーナーで重心が後ろに残り、スピードに乗れなかった。200~600メートルが想定より0秒3程度遅く、全体で1分8秒台前半という目標をクリアできなかった。
 悔しさは大きい。でも、充実した表情も垣間見えた。1000メートルは得意の1500メートル以上に世界との差があると思われていた種目だ。今季はワールドカップ4戦でいずれも2桁順位。「難しいかなという気持ちはあった」。ピークを合わせて予想以上の結果を出したことに、「世界に迫っていることは明確になった」とうなずいた。
 気持ちも乗っていた。同走はトリノ、バンクーバーの2大会を連覇した、憧れのシャニー・デービス(米国)。「偉大な選手と滑れて光栄。彼とでなければ、こんなにもモチベーションは上がらなかった」と振り返った。
 4年後は29歳。「まだスケーターとして完成していない。伸びしろを感じている」。35歳のデービスのように、スピードスケート界は30代でも世界の一線で活躍する選手が多い。北京で全盛期を迎えることは十分可能だ。
 「この大会で可能性は見えた。ここからがスタート」。語気を強める。取材が終わる頃には、堂々とした顔つきになっていた。(平昌=佐藤夏樹)

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