<平昌五輪>スピード男子1000m フェルバイ、落胆の6位

2018年02月24日

2枚目/6枚中

スピードスケート男子1000メートル 滑走するカイフェルバイ=2018年2月23日、韓国・江陵(川村公俊撮影)

 ゴール後は下を向き、なかなか顔を上げられなかった。優勝候補として臨んだカイ・フェルバイ(オランダ)が6位に終わった。「悔しい」と一言。どうにか気持ちの整理をつけようとしていた。
 自信のあるはずの前半で差をつけられなかった。600メートル地点で上位3人より約0秒3遅く、最終ラップで小田にも遅れた。「スピードが足りなかった」。瞬発力、持久力ともに本来の姿ではなかった。
 昨年末のオランダ代表選考会の500メートルで右脚を負傷。選考会の1000メートルは出場せず、実績が考慮されての代表選出だった。「けがはレース中は気にならなかったが、それまでやはり考えることがあった」。今季ワールドカップ4戦で1位が1度、2位が2度の成績を残していても、不安は拭い切れていなかった。
 オランダに住む母の美保子さん(54)は仙台市出身。「日本の家族もみんな応援してくれてありがたかった。いいレースを見せたかった」と視線を落とした。
 まだ23歳だが、シーズン前は「平昌後も競技を続けるかどうかは考える。燃え尽きるかどうか分からない」と話していた。
 今大会は500メートルも9位に沈んでいる。「今はスケートの事を考えたくない」「4年後の北京大会でリベンジしたい」。取材エリアでは考えが交錯している様子だった。(平昌=佐藤夏樹)

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