<楽天>復興支援試合も湿る打線

2018年04月15日

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【東北楽天1-5西武】東北楽天先発の美馬=2018年4月14日、楽天生命パーク宮城

 「がんばろう東北デー」と銘打つ東日本大震災の復興支援試合で、東北楽天打線は西武の先発多和田に4安打1失点の完投勝利を献上した。岩手、宮城、福島3県の被災者を招待した梨田監督は「勇気づけよう、元気になってもらおうとしたが、応援だけしてもらう形になってしまった。申し訳ない」と肩を落とした。
 前日に10安打5得点した打線の勢いは続かなかった。0-4の八回、先頭藤田の二塁打で初めて得点圏に走者を置き、1死三塁から今江の遊ゴロで1点を返した。さらに四球と岡島の二塁打で二、三塁の好機をつくり、一気に畳み掛けたかったが、代打渡辺直が三振に倒れた。
 多和田はテンポ良く直球を投げ込んできた。投手有利のカウントではカーブやフォークボールを効果的に使い、各打者が翻弄(ほんろう)された。狙い球を絞り切れなかった攻撃陣に対して平石ヘッドコーチは「直球を見逃し、簡単にストライクを取られた。バットを振る勇気を持たないといけない」と猛省を促した。
 打線の調子がなかなか上向かないまま、両リーグで最も早く10敗目を喫した。「流れがこっちに来ない。何とか修正しないといけない」。梨田監督の声には早くも危機感がにじんだ。(狭間優作)

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